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元興寺

西の京から近鉄電車に乗って奈良駅に降りました。
奈良町を通り、『あしびの里』というところで、ランチを食べました。
ここのお料理はめちゃめちゃ美味しい。
味付けが絶品なのです。
気になった方はあしびの郷を見て下さいね。





お漬物も本当に美味しいのです。
このお店は、春日大社で結婚式を挙げたカップルが披露宴で使うことが多いみたいです。
時々、テレビの撮影で使われていたりもします。
とても、感じの良いお店です。





お腹がいっぱいになったので、元興寺へ行くことにしました。
とちゅうの奈良町は素敵なお店がいっぱいです。





お店の前に庚申さんの身代わり猿がつるされていました。



身代わり猿





庚申さんのお使いの猿を型どったお守りでm災難が家の中に入ってこない魔除けを意味します。






身代わり






これを見ると、ああ「ならまち」に来たなって気持ちになるのですよね。



「ならまち」というのは一般に元興寺の旧境内を中心とした一帯を言います。
行政地名ではないのですが、江戸時代の末期ことから明治にかけての町屋の面影を今に伝える落ち着いた風情は訪れた人に懐かしさを感じさせてくらます。




このあたりは、奈良時代の平城京の区画のうち東部につきでた外京と呼ばれていた場所で、神社・仏閣が多いのです。






私達は、元興寺に行ってみました。



↓ここが元興寺です。



元興寺



前身は6世紀末蘇我馬子によって開かれた法興寺(飛鳥寺)でしたが、平城遷都に伴い今の地に移転され名も元興寺と改められました。



かつては南都七大寺の一つとして威勢を振い、現在の奈良市街の南東部を占めていました。



広大な寺域には、金堂・講堂・塔・僧房などが立ち並んでいましたが、平安時代半ば、その勢威も衰えてしまいました。
現在では僧坊の一画が唯一現存しています。




「元興寺 極楽堂・禅室」は「行基葺(ぎょうぎぶき)屋根」ですが、この行基葺の瓦の中には飛鳥時代創建の「法興寺」の屋根に載せていた瓦、すなわち、1400年も遠い昔に作られた瓦が混じっていると言われております。
色のついた瓦がそうなんでしょう。



歴史を背負った古い屋根瓦とはロマンのある話ですね。



元興寺・庭園



奈良は歩いていると、いろいろな古いものに出会えて楽しいです。
素朴で、町の人も温かいので柔らかな空気に包まれ日常と離れた空間で元気をもらえそうです。



このあと、今回の一番の目的地である新薬師寺と、白毫(びゃくごう)寺へと急いだのでした。










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